東京スカイツリーの鉄骨ができるまでPart2

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tower.jpgこんにちは。広報担当者です。以前の日記で「東京スカイツリーの鉄骨ができるまで」をお伝えしましたが、今回はそのPart2です。Part2と言っても工程的には、Part1の前の工程にあたり、今回お伝えする工程を経て、Part1の工程に入ることになります。

 今回、撮影にご協力いただいたのは、佐々木製鑵工業株式会社(兵庫県伊丹市)の皆様です。この工場では、国内最大級の15,000トンの圧力をかけることができるプレス機で、鋼板(板状の鉄板)を曲げ、スカイツリーの塔体などを支える鋼管(筒状の鉄骨)を製作します。

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①鋼板(板状の鉄板)をプレス機でプレスする。

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②鋼板の端から何十回もプレスをかけます。

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③途中で何回も計測を行い、正確に円形にプレスを行っていきます。

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④1時間近くをかけて円形にプレスし、この後溶接と矯正を行って鋼管が完成!

 

この日製作していた鋼管は、直径約90センチ、高さ550m付近のゲイン塔(アンテナ部分)部分のものです。スカイツリーを支える3か所の足の鋼管(直径2.3m)もここで製作されました。

撮影した当日は、雪まじりの寒さでしたが、工場の人達は防寒着を着ないで作業着姿で作業をしていました。このような人達の支えがあって、スカイツリーが成長していくことを実感した広報担当者でした。