皆様、こんにちは。広報担当者です。本日はタワークレーンのお話しです。
スカイツリーの塔体の鉄骨を組み立てるには、タワークレーンが必要となります。このタワークレーンは、「フロアークライミング方式」と呼ばれ、組み上げた塔体を自らよじ登り、常に最上部にクレーンがいる仕組みとなっています。
これまで日本には300mを超えるビルがなかったため、通常のタワークレーンそのままでは、600mを超すスカイツリーには使えません。そこで様々な改良が加えられ、未知の高さへの特注仕様となったわけです。
現在、建設地ではこのタワークレーンの組み立て、設置が行われておりますが、この大きなタワークレーンを組み立てるわけですから、そう簡単にはいきません。
地面で組立てたクレーンのアーム部分を他のクレーンで吊り上げ、先に組み上げている本体と合体させワイヤーで固定する作業となりますが、このワイヤーで固定する作業は、職人さんがクレーンのアームに上り、手作業で固定することとなります。
言葉では簡単そうに思えますが、この写真を見てください!なんとクレーンのアームに職人さんの姿が!
この光景を見ていた広報担当者は、一瞬、背筋が凍る気がしました。これだけの高さでの作業を平然とこなしている職人さんが大きく見えた広報担当者でした。