rep: 2009年4月アーカイブ

タワークレーン Part2

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tower.jpg皆様こんにちは。広報担当者です。

 本日は3/17の日記でご紹介したタワークレーンに関するお話です。

 現在、建設現場では3台のタワークレーンが稼働しており、これまで地上約25m程に設置されておりましたが、先日そこから24m伸び、地上約50m程の高さとなりました。

 今回のクライミングは、「マストクライミング方式」と呼ばれ、組み上げた塔体を自らよじ登り(クライミング)、常に最上部にクレーンがいる仕組みとなっていますが、今回が最初のクライミングとなります。IMG_6134.jpg

 上の写真をご覧ください。3台のタワークレーンのうち、すでに右側の1台がクライミングを終了しておりますが、左側の1台がクライミング中であることがわかると思います。クライミングの速度は非常にゆっくりですが、この後、数十分かけてクライミングを終了しました。

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 今後もこのように工事進捗にあわせて、タワークレーンもどんどん上部に登っていくことになりますが、地上約50mである現在位置は、6月下旬頃のスカイツリーの高さとほぼ同一の高さとなります。

 これまで隣接する周辺地域の皆様にしか見ることのできなかったスカイツリーですが、このタワークレーンを目印にしていただければ、比較的遠方の方でも、どの方向にスカイツリーが見えるのか、おおよその想像はつくのではないでしょうか。近くにお越しの際は、是非、上空をご覧になってください!

立柱安全祈願

tower.jpg皆様、こんにちは。広報担当者です。本日は、4月6日に行われた立柱安全祈願についてのご報告です。

 通常、立柱安全祈願は、最初の鉄骨を建てるにあたり、今後の工事の安全を願って行うものでありますが、東京スカイツリーについても、今後600mを超える未知の高さまでの工事を行うにあたり、工事の安全を関係者で祈願いたしました。

IMG_5726.jpg また、立柱安全祈願に先立って、東京スカイツリー塔体最初の鉄骨柱の据付けが行われました。この鉄骨柱は、三角形の足元西側の頂点部分の鉄骨柱であり、600mを超す東京スカイツリーを支える大事な柱です。
 下の写真をご覧ください。この柱が、東京スカイツリー塔体最初の鉄骨柱です。スカイツリーホワイトに塗装されでおり、重さ約29トン、高さ約4メートル、直径2.3メートル、厚さ10センチという非常にしっかりとした柱となっております。

IMG_5629.jpg この日は、たくさんのマスコミの皆様に取材に来ていただき、広報担当者も大忙しの1日となりました。 関係各所との調整、当日の運営など、大変なこともたくさんありましたが、おかげさまでたくさんのマスコミの皆様に取り上げていただき、広報担当者としては大満足の1日でした。

 

 

tower.jpg皆様こんにちは!広報担当者です。今回は、番外編「観光担当者の日記」です。地元の観光資源とスカイツリーの連携を図るため、日夜奮戦している観光担当者。そんな観光担当者の紹介です。

 

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 こんにちは。観光担当者です。
 両国、向島、亀戸、浅草...東京スカイツリーの周辺には、様々な観光地があり、それぞれが日本情緒あふれる素敵な場所です。今回は、皆様に両国の街を少しだけご紹介します。

 墨田区では「タワーをきっかけに墨田区を訪れた方を、おもてなしの心でご案内できるようになろう。」ということで、すみだのことを勉強できる「すみだ地域学セミナー」を定期的に開いています。
 3月7日(土)には「古地図でめぐる両国」ということで、江戸時代の古地図を片手に両国を散策するセミナーに、観光担当者も参加してきました。

 ボランティアガイドさんと参加者.JPG スタートは両国駅近くの回向院。回向院は、およそ350年前の明暦の大火(振袖火事)で亡くなった10万人もの方々が葬られています。
 明暦の大火では、江戸の中心部から逃げる人々が隅田川を渡れずに亡くなったそうです。江戸幕府はこれを契機に両国橋をかけ、隅田川の東岸の開発が急速に進みました。
 この時形成されたのが今の両国一帯の形で、古地図を見ると、今の地図とほとんど変わっていないのが分かります。

 

街かど展ガイドブック.jpg

橋架け350「ぶらり両国街かど展」ガイドBOOK

 

 以上の説明は、知識豊富なボランティアガイドさんによるもの。両国にこんな歴史があったなんて...!ガイドさんと一緒だと、有意義な時間が過ごせますね。

 CIMG0621.jpg その後1時間半の街歩きでは、忠臣蔵で知られる吉良邸跡、芥川龍之介の文学碑、勝海舟生誕の地、鬼平犯科帳ゆかりの地などをゆったりと巡りました。ふらりと街を歩くだけで教科書や物語の中の世界に触れられるのも、伝統ある東京の下町ならではの経験です。
 

 両国の街かどには下の写真のような高札が立っており、各スポットの歴史や説明が書いてあります。高札めぐりだけでも十分街歩きを楽しむことができます。

 これから暖かくなりますので、一度両国を訪れてみてはいかがでしょうか。

CIMG0624.jpg ちなみに観光担当者は、セミナーのあと旧安田庭園に行ったら、16時半で閉園していましたので(残念!)天気のいい日にまた出かけてみようと思っています。