皆様、こんにちは。広報担当者です。
本日は、建設地の中に入ってのご報告です。
12月上旬に基礎工事(杭工事)が無事終了し、現在は、スカイツリー周辺の低層棟の工事を行っております。低層棟の地下部分の躯体(鉄骨・鉄筋・コンクリート)工事は、1階床を先に造り、その後地下部分の工事を行う「逆打(さかうち)工法」を採用しております。この工法は、先に造った1階床が遮蔽となり、一般的に用いる工法に比べ、より騒音・振動などが低減されるという利点があります。(写真右の矢印が工事中の1階床です。)
一方、スカイツリー塔体の基礎は低層棟より深くなるため、通常行う「順打(じゅんうち)工法」で基礎のある底まで掘削してから順次基礎部分より構築していきます。作業は部分的に掘削した竪穴の中で行いますので、周辺の皆様への騒音・振動などを低減することができます。
来年はいよいよスカイツリー塔体の鉄骨工事が始まります。春頃には約50mまで建ち上がる予定で、少し遠い場所からでもご覧になることができると思います。
いよいよ姿を現わすスカイツリーにドキドキ感を抑えられない広報担当者でした。