皆様こんにちは!広報担当者です。今回は、番外編「観光担当者の日記」です。地元の観光資源とスカイツリーの連携を図るため、日夜奮戦している観光担当者。そんな観光担当者の紹介です。
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こんにちは。観光担当者です。
両国、向島、亀戸、浅草...東京スカイツリーの周辺には、様々な観光地があり、それぞれが日本情緒あふれる素敵な場所です。今回は、皆様に両国の街を少しだけご紹介します。
墨田区では「タワーをきっかけに墨田区を訪れた方を、おもてなしの心でご案内できるようになろう。」ということで、すみだのことを勉強できる「すみだ地域学セミナー」を定期的に開いています。
3月7日(土)には「古地図でめぐる両国」ということで、江戸時代の古地図を片手に両国を散策するセミナーに、観光担当者も参加してきました。
スタートは両国駅近くの回向院。回向院は、およそ350年前の明暦の大火(振袖火事)で亡くなった10万人もの方々が葬られています。
明暦の大火では、江戸の中心部から逃げる人々が隅田川を渡れずに亡くなったそうです。江戸幕府はこれを契機に両国橋をかけ、隅田川の東岸の開発が急速に進みました。
この時形成されたのが今の両国一帯の形で、古地図を見ると、今の地図とほとんど変わっていないのが分かります。
橋架け350「ぶらり両国街かど展」ガイドBOOK
以上の説明は、知識豊富なボランティアガイドさんによるもの。両国にこんな歴史があったなんて...!ガイドさんと一緒だと、有意義な時間が過ごせますね。
その後1時間半の街歩きでは、忠臣蔵で知られる吉良邸跡、芥川龍之介の文学碑、勝海舟生誕の地、鬼平犯科帳ゆかりの地などをゆったりと巡りました。ふらりと街を歩くだけで教科書や物語の中の世界に触れられるのも、伝統ある東京の下町ならではの経験です。
両国の街かどには下の写真のような高札が立っており、各スポットの歴史や説明が書いてあります。高札めぐりだけでも十分街歩きを楽しむことができます。
これから暖かくなりますので、一度両国を訪れてみてはいかがでしょうか。