墨堤(ぼくてい)さくらまつりの模様です。墨堤さくらまつりは、桜の開花期間中に開催されるもので、毎年およそ30万人もの花見客でにぎわいます。
墨堤の桜は、江戸時代に第八代将軍・徳川吉宗の命により植えられたのが始まりと言われています。今ではこの季節、隅田川の両岸でおよそ1000本の桜を楽しむことができます。
取材に伺った2008年3月29日には、ちょうど満開。2007年度に完了した墨堤の桜の保全創出事業で、たくさんのみなさんからお寄せいただいた寄付金で植栽したさまざまな品種の桜を多くの方が楽しんでいました。
また、今年も向島(むこうじま)芸妓衆(げいぎしゅう)による芸妓茶屋(げいぎちゃや)が開かれ、会場に花を添えていました。