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隅田川にかかる橋:白鬚橋、水神大橋

2008.06.29 掲載 120 sec

水神大橋(すいじんおおはし)は、地震などの防災に備えて再開発が進められてきた白鬚(しらひげ)東地区防災拠点と、荒川区にある白鬚西地区とを結ぶ連絡橋として、昭和63年(1988年)に架けられました。橋の名は隅田川の総鎮守(そうちんじゅ)であり、水神様(すいじんさま)として親しまれている、隅田川神社から由来しています。

白鬚橋(しらひげばし)があるこの地は、かつて白鬚の渡しがあった場所であり、伊勢物語での吾妻下りの中で、在原業平(ありわらのなりひら)が歌を詠んだのはこの辺りとされています。

白髭橋は、大正3年(1914年)に地元住民17名が出資し、まず木の橋が架けられました。鉄橋に架け替えられたのは昭和6年(1931年)6月。橋の名は近くにある白髭神社にちなんで付けられたそうです。